食文化等
1.食文化(伝統的な食生活)
モンゴルで「肉」といえば羊肉(全家畜3,300万頭の58%)、また、肉を食べれば家畜は減る。だから家
畜を殺さずに得られる食料の代表がです。五畜(牛・馬・羊・山羊・羊)のすべてから搾ります。その
ものを飲むだけでなく、茶に混ぜたり熱を加えたり発酵させたりします。その代表的例が馬乳酒(アイラ
ク:白く軽い酸味がありアルコール分2〜3%)です。一年は大きく二分されます。肉が冬夏は乳を常
食とし肉に疲れた内臓を乳で養生させる季節となっているようです。小麦粉などの穀類は近年増大し
ているようです。小麦は自給できるほど耕作されています。代表的料理はゴリルタイ・ホール:うどん状
にこねてのし、肉の湯で汁で煮る。ボーズ(肉餃子を大きくした様なもので丸い形、小麦粉の皮で巾着
状に包み蒸す)も近年一般的な食べ物となっています。野菜は真冬の一時期を除いて常時手に入る
(但し、根菜類)5月下旬から10月まではキャベツ、きゅうり、トマト、韮や長ねぎ。市場には国産のジャ
ガイモや人参、キャベツ、マンジン(黄色いカブ)、たまねぎ、中国産の青野菜等が手に入ります。最近
は輸入野菜が豊富です。果物はほとんどが輸入品です。りんごは通年、バナナ、桃、オレンジ、苺な
ど。また、モンゴル特産の薬用果物チャツァルガンやさまざまなベリー類・ジャム類が売られています。
2.都会の食生活(ウランバートル市内)
地方とは異なり肉が通年食卓に上がります。肉の味も日本人にもわかるほど地方と都会では違いま
す。「レストラン」のメニューには基本的に「洋食」しかなく、モンゴルらしさは失われつつありますが、市
内にはゴアンズと呼ばれる普通のレストランが多数あります。モンゴル料理は500〜700Tgくらいで満
足する量を食べられます。近年は外国人向けに中華料理、朝鮮料理、西洋料理、日本料理、ロシア料
理等世界の食事が可能です。