仙台文理 早慶の小論文
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小論文 基礎の基礎

1.「5つの原則」

 上達は「基礎の徹底」にあり!

 いつまでたっても小論文が書けない人の一つの典型に、「超難関校を受けるのに、今さら、そんな基礎なん て勉強しているヒマなんかないよ」と言って、基礎が身についていないのに先走りして難しい問題に挑んでい る人である。基礎の基礎を知ってこそ、難しい問題に取組む力が養われるということを、肝に銘じることである。
 小論文の「基礎の基礎」を修得する最適な方法は、はじめは大変だが、「課題文のない問題」を書けるようにすることである。

第1の原則  小論文はYES・NOを答えるもの
 まず問題提起を作るのが原則で、そうしないと、小論文ではなく、作文になってしまう。違いは「ある問題
についてイエスかノーで答えるのが小論文/そうでないのが作文」。問題を見てどうすれば小論文になる
のかを、メモをとりながらも、最初に自分でイエス・ノーを尋ねる問題を考えて作るのが問題提起で、これ
に答える形にすれば小論文になる。
 課題文の場合もグラフの時も同じで、「課題文の主張は正しいか」「課題文が指摘していることは好まし
いことか」を考えればよく、同じパターンで書けるので本番でも力を発揮することできる。

第2の原則  社会的視野の広い問題提起を作る
 小論文で社会的視野の欠如は致命的となる。特に早慶レベルの難関校の試験で試されるのは、文章
が上手とか、性格がいいとかは問題ではなく、社会的な知識や常識を背景にして、いかに論理的で説得
力のある答案を書けるかが問われている。

ポイント @「課題文がない問題の場合」は、「定義」「現象」を考えて、問題提起を作り、「課題文がある
場合」は、筆者の主張を読取り、筆者の主張は正しいか、または筆者の主張(報告・指摘)
は好ましいかを考えてから問題提起を作る。
A問題提起は賛否両論のあるものにする。
Bイエス・ノーの立場を直ぐに決めない。
C「一番書けそうな問題提起」を一つ選ぶ。

第3の原則  メモをとりながら「論」を深める
 問題提起を一つ決めたら、メモをとるのが原則で、課題や問題提起を見ながら、いろいろメモをとって
考えを深める。イエスかノーかの立場を直ぐには決めず、まずは様々な角度からテーマを検証してメモを
とりまくる。充実したメモができたら、構成を考える。その際、構成の肉付けとなるメモ作りが重要で、深み
のある答案や鋭い答案を生み出すために欠かせないのがメモづくりなので、メモづくりのコツをマスター
することである。

ポイント @イエス・ノーの両方の根拠をメモする。
A.原因と結果を考えてみる。B.対策を考えてみる。
A「歴史的状況」「地理的状況」「対策」をメモする。
B持ちネタとこじつける。
C説得力のある「根拠」や「対策」を一つ選ぶ。
D学部の性格を考えてイエス・ノーの立場を選ぶ。

第4の原則  小論文(4部構成で500字以上)に型がある
 メモ作りが終わり、書くことを絞り込んだ後は、どういう構成で書くかを考える。手順通りに書けば、
それだけで論理的になる「型」がある。初めのうちは忠実に「型」通りに書き、力がついたら自分なりに
手直ししてもよい。

 第1段落「問題提起」 全体の10〜20%で、何を論じたいのかを明らかにする
ポイント @イエス・ノーで尋ねる形を作る
A課題文がある時は要約してから「筆者の主張は正しいか(好ましいか)」と問いかける
 第2段落「意見提示」 全体の30%前後で、自分の立場(イエスかノーか)を表明する
ポイント @「確かに・・・。しかし・・・・」の形が基本形。
Aあまり書きすぎない。書きすぎると、展開で書くことが無くなる。
 第3段落「展開」 全体の40%前後で、「根拠」や「対策」を掘り下げて書く
ポイント @とっておきの知識や分析を披露する
A根拠や対策は、一つに絞って論点を深める
B1000字以上の場合は、段落を2つ設ける
 第4段落「結論」 全体の10%以下で、イエスかノーかを確認する。
ポイント @全体を見渡して結論を述べる
A「努力目標」を書く必要はない

第5の原則  「型」にあてはめた構成を作る
 <構成のコツ>
 @段落ごとに番号をふって“答案の設計図”のように書くがあまり細かく書く必要はない。
例:1(問題提起)、2(意見提示)、3(展開)、4(結論)
 A「展開」を重視して構成する
メモの中で最も説得力があり、具体例も含めてかけそうなアイディアを第3段落の「展開」もってくる。
展開に合わせて、第2段落の「意見提示」に何を書くかを決める。
 Bあれもこれもと書こうとしない
「展開」では、論点を一つに絞り込む。構成の段階で根拠や対策を掘り下げて書く。

2.「3つの禁則」&5つの「べからず」

3つの「禁則」
 禁 則 1 課題文の無視、課題文自体の否定はルール違反!
例) 「今さら地球の定員について論じても意味がない」「地球の定員よりも環境破壊の方が重要な
問題だ」
 禁 則 2 差別の容認、民主主義の理念の全否定は社会的ルール違反!
例) 「犯罪者の人権を尊重する必要などまったくない」「差別される側には、差別されるべき理由が
ある」
 禁 則 3 考えることを拒否するような文章はルール違反!
例) 「人口爆発の問題は、もはや我々の手に負えない」「いずれ人類は破滅する運命にあるから
どうしようもない」

5つの「べからず」
 1つ. 道徳やきれいごとに逃げてはいけない!
例) 「一人ひとりの思いやりが大切だ」「みんなでルールを守ろう」
 2つ. 感情的になってはいけない!
例) 「人間として許されない」「途上国はあまりにも怠慢だ」
 3つ. 言い訳、弁解をしてはいけない!
例) 「私には偉そうなことを言う資格はないが・・・」
 4つ. “若者言葉”を使ってはいけない!
例) 「先進国の態度にはムカつく」「やっぱ、日本人はダサい」
 5つ. 難解・意味不明な“抽象言語”を使ってはいけない!
例)「ニヒリズムに覆われた表層と戯れる超自我の存在が・・・」など

3.基礎力アップの合路的方法

 小論文は、やみくもに勉強しても力はつかないので、基礎力を万全にし応用力のきく知識を増やす
ための合理的勉強法・対策

(1)上達の“二本柱”は「書く練習」と「知識習得」
***添削を受けながら力をつけていく***

>>書く練習


>>知識取得
@本・雑誌・・・・・◇幅広い知識、特定テーマの知識を吸収
A新聞・・・・・・・◇投稿欄、文化面のコラムなどを活用
 ・投稿欄を活用した反論の練習など
 ・文化面のコラムを読む=一流の評論家の着眼点、文章構成の技術を学ぶ
Bテレビ・・・・・・◇時事ネタ、一般常識などを気楽に入れる
 ・ニュ-ス番組の解説を聞き、背景知識を得る
 ・時事的なテーマについての最新知識を知る
 ・討論番組から、論理展開や鋭いフレーズを盗む
C過去問題・・・・・◇課題文や模範解答から多くを学ぶ
 ・課題文から使えそうなネタを仕入れる
 ・国語・小論文などのテキストや試験問題をよく読む
 ・親や先輩、先生などを相手に議論する=論理力強化
Dその他・・・・・・◇身近なところにあるネタを拾う

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