受験本番に強くなる 3-2

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「思い込み力」で自信をつける(心理的作用編)

  1. 自己暗示をかける
    自分以外の全員が無理だと思っていることでも、自分だけは実現できる!と思い込む水泳のオリンピック金メダリストの北島康介選手の言葉です。高い目標を設定して、それを達成したイメージを何度も繰り返すことで本番に強くなることができます。
    「ピンチになればなるほど、アイデアを生み出すことができる」と自己暗示をかけることで、自分の中に使命感を作り出すことができます。本番で強い人は脳をタイミングよくその状態にできるからだそうです。
    なにが起きても「感謝!」勝ち負けにこだわらないことが、勝つ秘訣
    勝ちにこだわり過ぎると、失敗したくないという気持ちが大きくなります。フラットな状態にするために感謝の気持ちで挑みましょう。
  2. 根拠のない自信でもいいので、「大丈夫、絶対受かる」と毎日言い聞かせる。
    1. 不安によりストレスが脳の働きを鈍らせている
       不安や恐怖からくるづトレスは思考や判断、記憶、感情のコントロールなど高度に人間的な活動を支えている「脳の前頭前野」の神経回路にダメージを与えており、ここの働きが低下すると本番であ思うように実力を発揮できない。なだらこそ、「大丈夫、絶対受かる」と自分自身に言い聞かせることが大切となる。
    2. 思い込みは、「病気まで直してしまう力」がある
       「この薬は効く」と思い込んで飲むと、本来なら効くはずのない偽薬が効いてしまうことを「偽薬の効果(プラシーボ=偽薬)」という。
    3. 根拠は必要ない、胸を張って自信を持つことで、プラシーボ効果が期待できる
       「絶対大丈夫」と信じることで、不安によるストレスが遮断され、前頭前野が普通通りに働いたり、普通以上に働いたりする判定が厳しくても、「自分はできる、必ず受かる」と毎日言い聞かせる。
      できるかどうか 分からないような試みを成功させるただ一つのものは、まずそれができると信じることである。
  3. 担げる“ゲン”は何でも担ぐ(ウィリアム・ジェームズ)
    1. 「うまくいったとき」のイメージを保存する
       試合や練習で「うまくいったとき」の行動パターンを再現することで、不安や緊張を解きほぐし、集中力を高める。受験生なら、過去に受けた模試で一番成績が良かった時の状況を“保存”しておく。高得点をとった時の服装、鉛筆、成績表などを写メに撮っておく。
    2. なんでもプラスに考えるトレーニングをする
       試験開始前、参考書を見ても集中できない時は、模試の最高得点を出した時の成績表をみて「よし、いけるぞ」と自分に言い聞かせ、気持ちをプラスに持っていくことで、最高の成果を引き出す。
      「過去に受けた模試がどれもダメな」場合は、プラスに考え「最高の結果は、明日の試験のために残しておいた」と…
      「試験会場に向かう途中、滑って転んだら」…「滑り出し上々。」…
      「ヨロケて転んだら、ヨロコビの結果が待っている」と…
      日頃から「ポジティブシンキング」のトレーニングを徹底しおく。
  4. 人の力を借りて自信をつける
    1. あこがれの人からの励ましを活用する
       「この人を見ていると元気をもらえる」「あの人の話を聞いていると、ものすごく力が湧く」など、あこがれの対象、自分のモデルになる人のことを「理想化対象」と呼び部活の先輩、親友、恋人、 学校の先生、予備校の講師などが身近にいる人からの力を借りる。
    2. 「合格したらデート」の約束をする
       信頼する先輩でも教師でもいい、「頑張れ、お前ならできる」と励まされれば、元気100倍、勇気100倍。必要なら自分から『励ましてください』といって頼む。恥ずかしければ、お気に入りの参考書や筆箱などにサインいてもらえばよい。
  5. 達成感を目で確認する
    1. “勉強量”を目で確認して自信回復
       「もっと勉強しておけばよかった」「苦手なところが問題にでたらどうしよう」…試験前に勉強量がたりていないと不安になるが、適度な不安ならないよりもあったほうが良い。「もっと頑張らないと受からない」という危機感をバネに、直前の追い込みを加速させる原動力になる。逆に不安が強すぎると、焦るばかりで勉強が手につかなくなるので、これまで使ってきたノートや参考書を机の上に積み上げ「こんなに勉強してきたじゃないか」と自分に言い聞かせて自信を取り戻す。実際積み上げてみると「思った以上に勉強してきたこと」を目で確認できる。単純だが効果的な自信回復術だ。
    2. “シャッフル(混ぜ合せ)復習”で参考書の山を崩す
       忘れていたことがあったら、「今気がついてラッキー」と思い憶え直す。復習しなければ、“穴”があっても気づかずに本番を迎えるハメになる。「危なかった。ぎりぎりセーフ」山がなくなれば、自信と気力を確実に取り戻していることになる。
  6. 試験本番の“音楽の応援歌”を2タイプ用意し、感情をコントロールする
    1. 試験当日の朝は、ノリノリの音楽を聴く
       「聞いてすごく元気が出る」という曲なら何でもいい。ノリノリの音楽を聞いてから試験会場に乗り込み気分を高揚させる。
    2. 緊張でガチガチの時は“癒し系”
       極度の緊張や不安に襲われた時で、ノリノリの曲を聴いてもうるさいだけで効果がない時は、逆に心を安らかにしてくれる“癒し系”の音楽を聴く。
      一つは、雑念を取り払い集中力を高める“戦闘用ミュージック”
      もう一つは、緊張や不安を取り払い落ち着かせてくれる“鎮静用ミュージック”
    3. よりリアルな成功イメージを描く
      1. プロの演奏家のアガリ防止術は「笑い」
         「笑い」には、“脳の窒息状態”を和らげる効果がある。緊張をほぐし、本番のステージで最高のパフォーマンスを発揮するために、コンサートなどの演奏前は楽屋などで「笑い」を利用している。
      2. 緊張でガチガチなら、試合中でも笑う
        試験前、緊張でガチガチになり、不安で息苦しくなってきて、試験が始まっても緊張が収まらず、問題文を読んでも頭に入らない…ときは。「笑い」で平常心を取り戻す。“思いだし笑い”ができるネタをいくつか用意して試験会場に乗り込む。
        試験中、問題が解けずに頭の中が真っ白になった時も、いったん止めて“爆笑ネタ”を思い出すと、思わず「ククク」と忍び笑いで緊張が解けるので、戦闘再開。

    試験会場では「上から力」で精神的優位に立つ

    1. 心の余裕を生み出すために
      1. “優越意識”で敵を飲み、“上から目線”で視野を広げる
        会場に入ったら「落ちそうな受験生」を探す。有名な進学校の生徒たちが集まって、余裕の表情で雑談していると「ああ勝てっこない」と思え、戦う前から気持ちで負けて、気持ちが萎縮してしまう。そう思うと思考も委縮して実力を発揮できなくなり、「戦わずして負け」となるので、気の弱い人も、この日だけは“強気の自分”を演じ、周囲を見下す余裕とふてぶてしさを持つ。
        試験は心理戦でもあるので、まず“落ちそうな受験生”を探す。オドオド下奴、チャラいやつ、アホっぽいやつを見て「こいつらに負けるはずがない」と思えてきて、心理的優位に立つことで心に余裕が生まれる。
      2. 慌てず、ひと呼吸おいて問題冊子を開く
         心は動作に現れるので、怒りっぽい時は動作も乱暴になる。気持ちが焦っていると、動作に落ち着きがない。逆に人間の動作は心に影響を与え、ゆったりした動作は、心もゆったりさせる。
        行動と心は密接につながっているので、問題冊子をゆっくり、落ちつて開く動作が、心を落ち着きを与えてくれる。心が落ち着くと物事がよく見え、問題文を正確に読み取れる。
        試験開始の数分間で、既に優劣がついている。
      3. 「上から力」が試験本番でもたらす効用
        「優越意識」「上から力」などの言葉は、普段は悪い意味で使われるが、試験本番では、「上から力」が欠かせない。「優越意識」は自信につながり、自信に根拠がなくても、自信を失って気持ちで負けるよりずっとマシである。「自分は人よりデキる」と思い込むことで、気分よく試験に臨める。
        「上から目線」は「上から物事を見る視線」上空からの視点、イーグル・アイ(鷲の目)を持つことで視野がグンと広がり、全体を客観的に把握できるようになる。細部にとらわれ全体が見えなくなる“視野の狭さ”は、本番では致命傷になりかねない。問題文の読み違い、つまらない勘違いやミスなどのほとんどは、“視野の狭さ”が原因である。
    2. 気後れせずに試験を受ける
      1. “縄張り争い”によるストレスで集中力を落とすこともある
         人間にも、“縄張り意識”があるので、いち早く教室に入って自分の席を見つけ確保するが、隣に知らない受験生がいて既に席につており、荷物が机を占領し、一部が自分側に領域にはみ出していたような場合、自分の領域が侵されているようで気分が悪く、ちょっとしたストレスとなり、集中力を落とすこともある。
      2. 誰よりも早く会場に入り、いち早く席を確保
         縄張り(席)は、先にそれを確保したものが精神的優位に立つので、誰よりの早く試験会場に着けばよく、開門と同時に速足で試験教室を目指し、席を確保するだけで、気持ちに余裕ができる。
        先んずれば即ち人を制し、
        後るれば即ち人の制する所と為る。
        『史記』
    3. イライラしたら周囲を見渡し、“本来の自分”を取り戻す
      1. 他の受験生を見て自分を取り戻す
        試験中の理想的な状態は、集中していて周囲のことが気にならなくなる状態で、逆に疲れて集中力が落ちてくると、イライラして周囲のことが気になりだす。周囲の受験生を敵視しても、落ち着かず余計に気になり神経がピリピリするだけなので、そんな時は、周囲の受験生の様子を、試験管になったつもりで冷静に観察すると、本来の自分を取り戻すのに効果がある。
      2. 他人の中に自分を見つけて落ち着く
    4. 試験が始まる前から、心理的に優位な状況を作り出す方法
       試験会場へは、普段は時間にルーズな人でも、試験の日くらいは、早めに試験会場に到着することだ。
      …試験が始まるぎりぎりに到着するとどうなるか。…
      トイレに行きたくても、行く時間がなくなり、トイレを我慢しながら試験ほど集中できなくなる。
      テスト中にお漏らしするわけにもいかず、呼吸を整えたり、汗を拭く時間もなかったりします。
      呼吸が荒くて試験に集中できなかったり、汗で問題用紙がよれよれになったりするのも嫌。  また、ぎりぎりで到着したという心理的な余韻が残り、試験に集中しにくくなってしまう。できるかぎり余裕を持って到着しておくようにする。
      たとえ、悪天候や人身事故などで電車やバスが遅れていたとしても、最悪の状況を避ける ことができる。
      実は、早めに到着する理由がもう1つあります。
      真の理由は・・・・・・「優越感を得るため」です。
      「早めに到着している」という行為そのものが、実はすでにほかの人より優位な状態である。
      早く到着し、早く準備ができている。呼吸も十分落ち着いている。
      ほかの人より早く行動できている状態は「自分は今、トップに立っている」と心理的な優越感を試験前に作り出すことができる。余計な不安に振り回されず、気持ちよく試験をスタートできるので、試験を始める前に勝負がついているのである。
      ぎりぎりに到着しても、問題なく試験を受けられることに変わりはないが、実はすでに試験前に勝負ができあがっているのだ。
      試験会場には、早めに到着しておこう。

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